医療/ヘルスケア×It のブログ

医療/ヘルスケア×It に真摯に向き合う事をテーマとしたブログです

個人情報の適切な取り扱いは、自治体及び企業マターではもう難しい -LINEにおけるデータ管理問題において

medit.tech

 

LINEのデータ扱い問題について、冒頭記事で、医療サービスにおいても他サービスと同様の扱いだった事が書かれています。医療データはセンシティブな位置づけのデータとして扱われており、プライバシーマーク取得においても、保健医療福祉分野という領域の事業者として、特殊な管理を求められています。その為、例えばクラウドサービスを利用するとしたら、結構面倒なNDA(秘密保持契約)他を作りこむ必要がありますし、それらを各顧客と締結する必要があります。そしてクローズドの環境であっても、BtoBにおいては、顧客からの監査は必須と捉えて間違いありません。

 

※参考:

 

www.lrm.jp

 

他の記事でも指摘されていますが、そういった管理について契約書内には必要事項が明記されていなかったようです。

 

piyolog.hatenadiary.jp

 

正直LINEだけに限らず、データ流出は結構な頻度であるでしょう。そう考えると、極端な話、情報そのものの利用を規制する必要があると思います。ただ、下記の通り、それに関する法整備は後追い対応となっており、まだまだ弱いのが実態のようです。

 

www.sophialaw.jp

 

各個人が契約書を読み込んで、対応するのは正直困難ですので、少なくとも国単位での対策が求められている問題です。

 

"若者"なんていない -"うっせぇわ"現象の正体とは

toyokeizai.net

 

ちょくちょく最近、この曲を題材にした考察記事を見かけていたので、一聴してみました。私自身、一部を除き、あまり歌詞にフォーカスして音楽を聴く事はほとんどないので、聴いた後、改めて歌詞カードを覗いてみました。

 

www.uta-net.com

 

"うっせえわ"を"15の夜" と同列に語る違和感

 

冒頭リンクで、まず、女子高生が唱っている"若者"の叫び、みたいな形で、尾崎豊の"15の夜"を引き合いに出して論調を進めていましたが、いまいち腑に落ちなかったです。恐らく私自身に、それぞれの曲作りの背景が違うという認識があったからだと思います。前者は、"女子高生に歌わせた大人になりきれない大人の唱"、後者は、"男子高生が歌った等身大の唱"。この時点で作品そのものの次元が異なります。ちなみに尾崎豊はその後に、大人そのものに対して諦観にも似た気持ちを後に唄っていたりします。なんとなくですが、前者に近いのは、ミスターチルドレンの" everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-" かなと。

※下記参考記事↓↓↓

www.news-postseven.com

 

"うっせぇわ"の正体

 

先ほど次元が違うと書いたのは、つまりは作品そのものの出自が違うという事です。
"うっせぇわ"は、恐らくマーケティング要素の強い作為的な曲で、歌詞自体に深い意味はあまりなく、少なくとも中高生の心をえぐるような内容ではありません。曲調もAメロなんかチェッカーズみたいで、深刻さもないじゃないですか。恐らく、若い社会人も、冗談で歌える内容だから、カラオケでも歌えるのではと思います。
それに対し、尾崎豊の曲は、正に優等生(青学高等部中退、親は東大卒、兄は裁判官)で、高校をドロップアウトしたにも関わらず、"卒業"を唄った天才の唱です。これらをカラオケで歌うと、冗談では済まされない空気を生みます。

 

www.hokkoku.co.jp

 

"サビの“うっせぇうっせぇうっせぇわ”と繰り返すところが耳に残るし、小さい子も口ずさみやすいのかも。"

――曲の主人公は社会のルールに対する鬱憤をぶちまけていますが、Adoさん自身も共感できる部分がある?

"怒りには共感できるところがありました。社会人のルールやマナーはまだ経験してないので、「きっとこういう感じなんだろうな」と想像しながら歌って。学校の中にもルールはあるし、私も苦しんだり悩んだりしていたので、そういった部分では共感できますね。"

 
実際唄っている女の子も、割合冷静な分析をこの曲に向けています。少なくとも、この曲を"女子高生の叫び"という風には唄っておらず"若者の叫び"として唄っている事がうかがい知れます。ちなみに下線を引いたのは、この曲の本質をついた表現であると思われた部分です。

 

gendai.ismedia.jp

 

"若者"の正体

 

いつの時代も"若者"が存在しており、それに対し"若者"="未熟なヒト"というステレオタイプが生んだ曲という印象です。この曲において、"真の若者"がノリノリでこの曲を歌いそれを "自称大人" 達が批評するまでが消費イメージなのだと思います。そして、"自称大人"のターゲット年齢的に、わざわざチェッカーズのモチーフを入れ込んでいるのでしょう。
一方、"真の若者"達は、これら主張に対し、誰の事を論評しているのかな? と"論評者"達を遥か真上から眺めているのかもしれません。もっというと、先の通り、大人顔負けのオブラートに包んだ表現で、今の"若者"ってこういう風に考えているんだ、と人毎のように語られてしまう始末です。そのようなわけで、結局は私自身も反省する事になりました。。。"未熟なヒト"とは本来、"うっせぇわ"にまともに向き合ってしまうヒトを言うのでしょう。
本稿の主張としては、"真の若者"達が、彼らの等身大の唱を聞かせて欲しいと切に願います。それらこそが、真に社会を進化させる良質な文化だと思うからです。

 

医療政策の歴史を振り返り、日本医療の特徴をつかむ

toyokeizai.net

 

最近、医療政策の歴史を綴った本を読み進めています。医療だけに限りませんが、今ある世の中を創り上げてきた歴史に、大げさに言えば、人の"叡智"の結晶が記されています。私自身、一時期歴史というものを軽んじていた時期がありましたが、それは"物語"的な要素への嫌悪感だったのだと思います。時代劇が好きではないんですね...
今はその見方を現在までの"叡智"の堆積と考えられるようになりました。医療政策であれば、何故今のような法令になったのだろう?こうすれば良いのでは?という考えがあったとして、その歴史を振り返れば、その何故に対して回答が導き出される事が多いです。以下はその一例です。

 

 

 

Q.1 : 何故日本のコロナ病床対策は鈍いのか

A. 日本の病床の内、およそ90%が自治体外病院であり、直接的な経営干渉が難しい為

 

Q.2 : 何故日本は自治体(公立)病床が諸外国に比べ少ないのか

A. 戦後の国庫の予算難が主な原因。全国あまねく病床を拡充する為に、法人格を有した民間病院の設立を容認した事で、資金調達や税制面において魅力的な経営対象と受け取られ、思惑通り医療法人による病床拡大が進んだ。

 

Q.1 ~ Q.2 の結果...

日本は、世界でもトップレベルの病床数を誇る国になりましたが、今回のコロナ禍で、有事際の足並みに問題がある事がわかりました。

 

最後に

すごく短絡的に並べた、現状日本の有事際の病床問題についてですが、医療政策の歴史を見てみると、現状の医療環境は、いろいろ天秤にかけて政策を推し進めてきた結果であり、多少漏れが出てくるのは仕方ないと思います。その一方で、先にも書いた通り、病床の拡大により、地方の医療環境がそれなりに改善されてきました。もちろん、構造的な問題及びそこから起因する質的問題、挙げればきりがないのでしょうが...
ただ、それに対する取り組みも、実はずっと昔から思案され実行されてきており、無策であったわけではありません。冒頭の記事は、コロナ禍以後どのように医療環境の改善が為されるべきかを考える上で、ひとつの指針となる記事かなと思いました。そして、私的にも、歴史及び過去の振り返りの大事さを再認識した次第です。

 

医療事故調査制度の普及に向けて

gemmed.ghc-j.com

 

年齢を重ねると、人の死が身近になるのと同時に、その死が正しい医療行為の結果による死であったか、どうしても疑念がわく事が多いようです。自身のまわりでも、恐らく治療中の何らかの副作用が影響して、急死したのだろうな、と思われた状況はいくつかありました。ただ、遺族側からそれを指摘するのは非常に難しいですし、全てのリスクを漏れなく回避して医療行為を行うのは難しいのだろうな、とも認識できます。
その上で、今後同じような状況を少しでも回避できるように、それに到った経緯をきちんと調査できる環境やルールが必要なのではと考えられるでしょう。嘘偽りなく、そのように考えられる社会性に富んだ遺族は少なくないと思います。
ただ、一方で、"医療過誤"として遺族側が医療機関側を訴え、裁判沙汰になる事も多くあります。患者の死を悲しみ、その感情を医者にぶつける遺族、そのような構図もまた少なくなさそうです。

 

 

 

"医療過誤"とは?

 

www.qlife.jp

 

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実は、"医療過誤"は"医療事故"の一部という定義です。そうなると、まず考えなければ、その患者の死は"医療事故"であったかという事になります。
下記のリンクで、"医療事故調査・支援センター 医療事故の定義" が書かれています。

 

医療事故の定義 (医療事故調査・支援センター)

 

①すべての病院、診療所(歯科を含む。)又は助産所に勤務する医療従事者が提供した医療に起因する(又は起因すると疑われる)死亡又は死産

②医療機関の管理者が当該死亡又は死産を予期しなかったもの

 

各アンダーラインの補足:

①: 

"「医療」の範囲に含まれるものとして、手術、処置、投薬及びそれに準じる医療行為(検査、医療機器の使用、医療上の管理※など)があります。(リンク内表参照)
 ※施設管理等の「医療」に含まれない単なる管理は制度の対象となりません。

 なお、「医療」の範囲に含まれるか否かは、疾患や医療機関における医療提供体制の  
 特性・専門性によって異なります。"

 

②: 

"医療機関の管理者が予期しなかった死亡又は死産とは、次のいずれにも該当しないものです。

・死亡又は死産が予期されることを、本人・家族に「説明」していたもの
・死亡又は死産が予期されることを、「診療録」に記録していたもの
・死亡又は死産が予期されることを、医療者への聞き取りなどを行った上で、死亡又は死産を予期していたと認められたもの

※死亡又は死産に関する「説明」「記録」があった場合であっても、
死亡又は死産の予期について当該患者の個人の病状・臨床経過を踏まえた内容でなければ「予期していたこと」にはなりません。
                  ↓↓↓

「予期していたこと」に該当しない例
 ・「高齢のため何が起こるかわかりません。」
 ・「一定の確率で死産は発生しています。」
 ・「一般的に合併症が発生する可能性があります。」
患者個人の病状等を踏まえない一般的な死亡の可能性についてのみの説明や記録は、予期していたことには該当しません。"

 

"医療事故" に該当するか否かの判断

 

患者の死亡又は死産がこの制度の対象になるかどうか(この制度の「医療事故」に該当するかどうか)について、医療機関の管理者(院長)が院内で検討の上、判断します。
つまり、制度の対象になるかどうかについては、ご遺族の方ではなく、医療機関が判断する制度となっています。
複数の医療機関から医療が提供された場合(患者の転院等)は、双方の医療機関で連携してこの制度の対象になるかどうかを判断します。

 

以上を踏まえた、医療事故調査制度の問題点

 

問題点として患者(遺族)が医療事故調査制度の利用を求めている場合でも、調査が認められないデメリットが考えられます。

 

今後の医療事故調査制度の普及の為に

 

冒頭リンクにおいて、制度普及の為の施策が述べられていますが、厚労省としてはなるべく自助努力として普及させたい意向はあるのではと思われます。これは、患者側にイニシアティブを握らせすぎると、論理的でない感情論が先立ち、議論が難しくなると考えているのではと推察します。一方でこれを商機とみて、弁護士が絡んでいく状況もチラホラ見受けられますが、"医療過誤"として認められるケースはそう多くはありません。

president.jp

自助努力やユーザー側からのオーダーでは限界がありそうであれば、やはり第3者による介入となります。現状の外部監査制度や厚生局による適宜調査等、これらを強化していくのが現実的なのかなと思います。
最期に、"医療過誤"について認めれないのは、その立件の難しさもありますが、恐らく "人為的ミス" というのはそれほど多くはないのではと推察されます。いや、どういう分母かはさておき、訴えた側の勝率20%はけっして低くはないのかもしれません...人為的かどうかはさておき、ミスを減らすという意味では、今後進められる医師の働き方改革に期待をする部分なのかなと。



アシックスが運営している、本格的トレーニング施設 "ASC"

dogatch.jp

 

街中を歩いていて、人の歩き方を良く気にしています。歩き方には人柄が現れるもの(妄信)...良い歩き方というのは、背筋が伸びて・O脚気味でなくて・歩幅も無理なく...となんとなく自分イメージされているものを、本番組内で、ASICSが最新のセンサー技術等を駆使して科学的に提示していました。どうもそう単純なイメージ通りとはいかないようです(汗)。
今回そこで取り上げられていた、ASICSの低酸素トレーニング施設/ASC(ASICS Sports Complex TOKYO BAY)  in 豊洲 について、興味が沸いたので、少し調べてみました。

  

sports-complex.asics.com

 

ASC/特徴概要


-フルサービスのハイパフォーマンス・トレーニング施設-

 

上記の一言がしっくりきます。少しブレークダウンしてみますと...

 

・低酸素トレーニング施設:

    通常のマシーントレーニング(エアロバイクやウェイト)エリア、ラダーやメディシーンボール等の器具が充実した人工芝エリア、プール、といった思い付くトレーニングはほぼ全て網羅しており、それぞれのエリアが低酸素に保たれている。その他、ヨガ、ピラティスといったプログラムも用意されている。

                 酸素濃度スケジュール


・測定サービス:

 コンサルティング~測定~フィードバックという流れでサービスを受けられる。測定項目は計7項目あり、その内のいくつかをニーズにあわせて組み合わした、5つのコースに分けられている。

               FEEDBACK



・リカバリー施設:

 高酸素に保たれたコンディショニングルームでの鍼灸やマッサージサービス、温浴・冷浴施設、プロテイン摂取も可能なカフェも完備

                    f:id:BoadRail:20210308141945p:plain



・パーソナルトレーニングサービス:

 "ワークアウトの際にマンツーマンでサポートすることはもちろん、会員の皆さまの健康PDCAを習慣化させることも目指しています。"


 

月会費(税込)


月会費表

              ※その他、オプションで金額が変わってきます

 

 アスリートマインドに触れられます

 

多少高い金額設定であるかもしれませんが、企業オーナー等をターゲットとした都心のラグジュアリー且つ社交場的な高級ジムとは違い、そこから少し離れた都内新興住宅地に住む、それなりに裕福な20~30代の方々をターゲットとしているのでしょうか。彼らにとっては、華美なものでなく、実用的且つ機能的なサービスが望まれるのでしょう。ちなみに、ビジター料金で1回、11,000 円との事。うーん、それなりの宿に泊まれてしまう(笑)。とはいえ、冒頭の番組内における測定レベルを見てみると、なかなか細かく測られている印象でした。ビジター価格にディスカウントがあれば是非行ってみたいと思います。

 

※動画コンテンツも充実しています!

 

sports-complex.asics.com

 

ラクオリア創薬の株主提案について

new4579.com
正直、バイオベンチャーの在り方については、あまり詳しくありませんが、上記のようなサイトは、めずらしいのではと思い覗いてみました。 

 

 

株主提案の概要

 

・主な株主提案内容

 現経営陣(取締役会)の総入れ替え

・株主提案理由

 2018から3期連続の下方修正(内、2019・2020の12月期は黒字化を計画)にも関わら
 ず、会社側から適切な時期での適切な説明がなかった

・株主提案起案者

 柿沼佑一 氏 (弁護士・同社筆頭株主/6.69%(2019年12月31日時点))

 

参考PDF: https://new4579.com/docs/growth-strategy.pdf

 

企業概要:ラクオリア創薬 株式会社

 

・設立:2008年2月19日
・市場情報:JASDAQ 4579/ 2011年7月20日上場
・設立経緯:
 "ファイザー中央研究所が閉鎖されることとなり、エンプロイー・バイアウト (EBO)
   に
より新会社「ラクオリア創薬株式会社」を設立。ファイザーより独立した。"
   ※Wikipedia より抜粋
・業績: 2020年12月期まで、10期連続の営業利益赤字
    上場廃止に係る猶予期間入り銘柄

・現在の株価: 1,005円(2021年3月3日現在)/上場来高値:3,320円(2018年1月12日)

 

その他考察より

 

make-fortune.info

 

※パイプラインとは:   

パイプライン(開発パイプライン)とは、製薬業界における医療用医薬品候補化合物(新薬候補)のこと。製品パイプライン、新薬パイプラインともいわれる。

新薬候補には、基礎研究・非臨床試験・臨床試験・申請・承認のいずれかのフェーズにある化合物が該当する。製薬企業は、新薬候補の数を「パイプラインが○個ある」と表現し、どれだけ豊富なパイプラインを持っているかが、その企業の発展・存続を決める重要な要素になる。

 引用元: https://answers.ten-navi.com/dictionary/cat04/2511/

 

 

所感

 
会社側の主張や、諸々の現状をもう少し見てみないといけないのですが、筆頭株主の方は、黒字計画を見た上で一気に買いを進めたようで、そこからの現状を憂い、マイルドに言えば非常に危機感を持って対応されているのだと思われます。
他のバイオ株についても、黒字化を表明すると、そこから急騰するのは良くありますが、やはり予測は予測と言ったところでしょうか。私的には、どのような業種であっても、そういった予測の精度を過去のIRで確認する必要があるのだと強く認識しました。
結局のところ、筆頭株主の方は博打を打っているので、それの勝ち負けについては自己責任である事は間違いありません。ただ、こういった行動自体は大変労力のいるものでありますし、指を加えて待つよりはよっぽど生産的なのかもしれません。実際、サイト資料を読んでみても、読み応えのある内容ですし、ラクオリア創薬へ投資していない人間にとっても有用な内容であると思います。どちらに転んでも、今後もウォッチしていきたい案件になりました。

 

"零売薬局"の狙いとは -処方箋がなくても病院の薬が買える"セルフケア薬局"

selfcare-sdc.com

 

単なる薬局と少し異なるコンセプトの薬局です。他との違いは、(OTC薬品でなく)処方箋なしで医療用医薬品の一部を購入することのできる"零売(れいばい)薬局"という点にあります。

 

※参考: 医療用医薬品と一般用医薬品(OTC医薬品)の違いについて 

www.chugai-pharm.co.jp

 

 

 

"零売薬局"の概要(メリット等)

 

www.38-8931.com

 

①時間を節約できる
②受診費用や調剤料を節約できる(保険は不適用)
③納得した上で医薬品を購入できる

 

以前に下記でセルフメディケーションの普及について、言及した際に、
保険適用分も含めての金額が変わらないなら、お医者さんに診てもらった方が良いのでは? と書きましたが、定常で使っているお薬なら時間節約等も込みで考えたら、こちらの方がお得かもしれません。しかも、調剤料や医学管理料が含まれないのに、お薬相談も可能であるのは、更にお得であると言えます。

 

boadrail.hatenablog.com

 

"零売薬局"の問題点

 

①安全性の確保に課題がある
②利益につながりにくい
③近隣の医療機関との関係性に注意


②、③については、利用者側のメリットに反して、提供側には大きなデメリットの用に思われます。利益が上げにくく他との摩擦も生みやすい、特に既存の門前薬局については、近隣の医療機関とのつながりで成り立っている側面もあるので、そこは無視できなねない問題であるのは明らかです。


"零売薬局"の狙いとは

 

zuuonline.com

 

"薬剤師にやりがいのある仕事の提供を"

 

上記に尽きると思います。先にも書いた通り、本事業は既存の薬局には非常にリスキーな内容です。それを踏まえても、これに挑戦する人物像を考えてみますと、
"若く" "当事者側(薬剤師側)の現状を憂う立場" の人 = "若い薬剤師さん" である事は必然でした。
私的にも、こういう挑戦は非常にカッコいいものであると思います。恐らく仕組み的に、働く薬剤師さんへの給与は、他の業態の方が上である可能性が高いです。それでも採用に困らないという事は、それだけ意識の高い薬剤師さんが世の中多いという事を示唆しています。勿論、今後も理想と現実の色々なせめぎ合いがあるかもしれませんが、新しい医療の可能性を期待したい事業です。