医療/ヘルスケア×It のブログ

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日本国内のボトムアップ的なコロナ対策について

www.nikkei.com

 

コロナウィルスのワクチンが日本に届きました。アメリカでの接種が始まって、およそ2か月。接種者の副作用もそこまで問題として上がっていない状況を見た上で満を持しての輸入、という事でタイミングとしては悪くないのではという印象です。

・日本の医療対策はまずいのか?

 

私的には、ノーです。様々な対応を全て逐一追っているわけではありませんし、若干主観論ですが、まず単純に感染者数の国別比較がそれを物語っています。

 

web.sapmed.ac.

 
そして、今回のコロナ禍において、私的には、自身の欧米志向且つ楽観志向に釘が刺されました。例えばマスク着用から始まったソーシャルディスタンス。日本の対応はとても早かったのでは。去年の今頃では、私は楽観志向でしたが、いやいやという日本の一般市民方々が多くいて、自身もしょうがないなー、という形で追従した立場です。結果、それらの方々の取り組みが評価され、世界規模で広まったような形になりました。
国民主導のボトムアップ的な対策が世界規模で評価された印象です。
あわせて、マスコミ報道や一部有識者のポジショントークライクなコメントに、毅然とノーを突き付ける一般視聴者もすごいと思います。これなら、過去の日本でもあったような、変な主義に偏って国が傾くなんて可能性はほとんど無いのではと思いました。これについても、ボトムが非常に強くなったという事をあらわしています。
ちなみに、政治や経済周りについて、これも今のところではありますが、大きな破綻は無かったのではと。政治家や官僚はまあ怒られるのが仕事みたいなものですしね(笑)。経済については、この株価上昇をどのように決着つけるのかが怖いですが...

・日本らしさという価値と国という枠組みについて

 

昨今に限らないのかもしれませんが、割合、自国を下に見る傾向が、日本人気質としてありました。そこの根源には、西洋(アメリカ)的経済合理性に端を発している印象で、スピーディーに価値を最大化して競争に打ち勝ち市場を独占する、みたいな思想といったら良いのでしょうか。そういった力が今の日本人には欠けているとの指摘が国内であるような気がします。かくいう私自身も、その価値観にあてられている事は否めません。一方で近年の日本は、新しい価値観を生む土壌があるとも感じます。経済成長の幻想がバブル経済で打ち砕かれ、失われた~と言われている時間が過ぎさりましたが、その間に芽が出て育まれている文化、もしくは価値観というものでしょうか、そういったものがちらほら見受けられます。"マスク文化"が世界で受け入れられたのも、その一端だと思いますし。
ただ、今回日本国内のコロナ対策評価を簡単に書いてはみましたが、そもそも国という枠組みで考えるという事自体がナンセンスなのかもしれません。ワクチンの日本国内開発を頑なに主張する有識者の記事を眺めつつ、最期に思った次第です。