最近、サッカーの南野拓実選手が移籍先で大活躍を見せています。そんな南野選手の、私的に凄いなと思う特徴として、ハードな印象のヨーロッパリーグでプレーしているのにあまり怪我をしていない、というのがあります。
※2021/02/27 追記
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こんな事、書いたら怪我しちゃいましたね... ただ、大怪我じゃない
みたいなので、また復帰後の活躍を期待したいです!
・怪我をしない選手の特徴とは -アーセナルFC オーバメヤン選手
南野選手と同じプレミアリーグの、アーセナルFC/オーバメヤン選手、彼は足の速い選手なのに怪我のイメージがあまり無い選手です。確かに、一部ファンからは、体を張るプレーがあまり無い事に不満を持たれている印象がありますし、実際そういったプレーを極力さけている傾向も見られます。でもまあ、これはプレミアリーグという過酷なリーグ特有のスタイルだと思われます。実際プレミアリーグの選手で、チャージ上等の選手はことごとく負傷していっている印象なので...いや、確かにその姿はかっこいいのですが(汗)
そんな特殊なプレースタイルを参考にするのは、一般人にはあまり馴染まないと思いますので(笑)、ただ、オーバメヤン選手の動作には怪我予防のノウハウがあるのではと思い少し考察してみました。
・怪我をしない選手の特徴とは① -つま先走り
上記ではつま先走りが、足への負担を軽減し、オーバメヤン選手もこの走法であるとの事。ただし...
"一般的なランナーが無理にフォアフット走法を実践しようとすれば、身体特性と合わないため体に無理をさせてしまう。場合によっては体に負担をかける「故障助長ラン」になるかもしれません。"
"(日本人の特性として)骨盤は薄くて平べったく、筋肉もお尻の後ろより横につきやすい。つまり、骨盤の前傾が起きにくいのです。足首も比較的柔らかいですね。そして、かかとからべったりと地面に足が着いているはず。その意味で、フォアフット走法に適した身体特性を持っているとは言いにくいです。"
・怪我をしない選手の特徴とは② -体重移動ではなく"重心移動"
オーバメヤン選手の動き方を見ていると、上半身がすらっとしている印象です。それは、上半身と下半身の間のおへそ="重心"主導で、動作をしており、窮屈な前かがみ等が見られない為です。
"動き出し時に進みたい方へおへそを向けるんです。そうすると、自然に体がその方向へ動き始めるからそれを利用して走るんです。そうすれば動き始める時に足を使わず無駄な負担や体力もかかりません。おへそ=重心を進みたい方向へクッと動かすと上半身がその方向に倒れるからその重力を利用して動き出す。結果的に足は後からついてきます"
上記、動作によって、下半身のみに負荷が集中した動作から、上半身の動作も連動した、体全体の動きにつながるとの事です。加えて、下半身に無駄な力が入って無い事が、他選手からのチャージにも柔軟に対応できるというメリットにもなりそうです。
・まとめ
今回書かせて頂いた事が、怪我をしないサッカー選手の特徴の全てではないかもしれません。ただ、怪我の少ない選手は、そのプレー周りに、何らかしらの意図が感じられる事が多いです。それを探求する事によって、一般サッカープレーヤー・はたまたサッカーをしない人達にとっても、有益な発見があるはずです。