医療/ヘルスケア×It のブログ

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オンライン診療最前線 -2020年末

clinics.medley.life

 

オンライン診療の現状という事で、国内でも有数のCLINICSのサイトを覗いてみました。今回は精神科に絞ってみます。

 

・参加クリニックは全国112件

 

2017年時点で全国の精神科クリニック総数は、6,864件(参考リンク/P16)なので、参加率はおよそ1.6%程度です。

 

・(参考費用)
  初診や医療相談において、前者は自費or保険適用の診断料+予約料のツープライスで
  計10,000円程度、後者はそれら込々で2,500円程度、
  再診は予約料無料の診断料は保険適用(オンライン診療に則った診療報酬)
 

clinics.medley.life

 

上記ひとつ参考として。ちなみに運営元のメドレーは現在マージンを取っていません。

 

・精神科においては、医者さんと患者さんの場所による制限がなくなるのは良いかもしれません

 

上で参考として出させて頂いたクリニックさんは、院長の奥様が精神科医だそうです。であれば、家庭内のお仕事をしつつ、その場で診察や相談をする事も可能と言えば可能です。ただ、その為には、患者情報をフットワーク軽く管理するシステムが必要になってきます。

 

・クリニックがオンライン診療をフルで活用するには

 

clinics-cloud.com

 

これは、競合のM3も同じですが、院内情報のクラウド化が有効です。これによって、時間や場所、更にはシステム運用のコストを抑えられ、オンライン診療が収益的にも魅力的なソリューションとなります。

 

・競争は国内企業だけで収まるのか

 

現状、メドレーもなかなか健闘していますが、LINEによる患者側への包囲網も敷いているM3陣営はかなり強力な印象です。
その一方外資において、業界的に参入障壁が高いので、ここに割って入るのは、容易ではありません。しかも大手外資がローカライズしたサービスを提供するには、市場規模的にも可能性は薄いのかなという印象です...と呑気な事は、当事者は考えていないでしょうが(笑)。
オンライン市場だけに限って言えば、市場規模は300億弱といったところですが、それから派生していくと、それなりに期待できる市場である事が伺え、そこを見込んだGAFAが攻め込んでくるかもしれません。

 

medit.tech